地縛霊の話

こんにちは、香綾一雖(かあやひすい)です!

昨日一人でお寿司食べてたら大将が

「こちらのきれいなお嬢さんにお椀持ってきて~!」

「こちらのきれなお嬢さん次ウニね!」

最後にいくら軍艦と一緒にプチいくら軍艦出してくれてとても楽しいディナーでした♡

美人て得する!w でも邪気払い必死だよ笑

今日は地縛霊の話です!ほとんどひすいのお父さんの話ですが。

私の父は52歳の若さで亡くなりました

私を捨て、母に暴力をふるい、親族を罵り、離婚、酒浸り、ガン、リンパ腫・・・

倒れて救急車で運ばれた時余命宣告は1年だったけど1ヶ月で亡くなった

私が小学3年生の時に家を新築で建て引っ越した

思い返せばここから不幸劇が始まった

父は仕事でリストラにあい、それから再就職を繰り返すもどこも長く続かず

失業手当をもらって家で酒浸り

親戚に会えば罵倒し、気分の良いときだけお金を出して、生活費や必要なお金は全て母に出させた

ある日私が父に欲しい物をねだると私に「家から出ていけ!」と叫んだ

それから間もなく私は捨てられた

弟が成長し家を出て、母が離婚をお願いすると「慰謝料を払え!」とDVの毎日

母の実家がお金を工面して大金を払ってやっと離婚

それでも執拗に付け回しストーカーして、レイプ未遂なことも

怯える母が私に何度も電話してきた

みんなが父のことを憎んだ

それから血を吐いて倒れ、病院でガンだと宣告された

父の実家は遠方にあり、近くには元妻の母しかおらず「余命1年私が面倒見るなんてできない」と父の実家に引き取りをお願いするも

拒否され母は茫然とした

毎日看護師さんから「暴言が酷い、もう世話できない」と電話がかかってきた

みんなが父を怖がって嫌った

母が父の着替えや必要書類を取りに父の家に行くと私と弟名義の学資ローンを組んでいたことが分かった

私も弟も一生懸命自分自身でお金を工面して学業に励んだ

それがいかに大変だったか

私たちが苦労する傍らそのお金で遊んでいた

腸が煮えくり返って殺す方法を何度も考えた

余命宣告されている父に暴言メールを投げつけた

それから父はすぐ亡くなった

おじいちゃんが父の火葬場で泣いていた

泣くなら自分で引き取れば良かったのに

それから何年も経って母が時々父の建てた誰も住んでいない家に掃除するために行ったりしていた

この家は私と弟が育った家でもある、離散した家族

母が何度も泣いて怯えて悔しい思いをした家

母が言うにはその家に行くと金縛りにあって動けなくなったり、突然床に押し付けられたり、

誰かいる気配を感じるとのことだった

私も実家のことを思うと黒いモヤがかかって視え強烈に怖いと感じる

葬式以外で地元に帰ったことはなかった

そして今年母が電話してきて

「お父さんが建てた家を霊能力者の方に見てもらったの。本当に能力がある人でもう自分もいい年だから無料で良いですよって親切にしてもらえて。その人が言うには家に地縛霊が憑いてるって。お父さんはお母さんのこととても愛してたって、大好きで悪さなんかするわけないって。そう言えばお母さんお父さんの悪口ばかり言ってた。あまりにも酷い最後だったから良いところなんて全く考えなかった」

お祓いは終わってもう大丈夫だとその霊能力者は言った

母は安堵していた様子だった

私にとってそれは衝撃的だった

お父さんは家を建てる前は仕事も一生懸命で、一緒に畑仕事をしたり、セーラームーンごっこをしたり、

ベーコンを焼いたり、私が折り紙でつくったあじさいをとても褒めてくれた

私は愛されてた

でも家を引っ越してからお父さんと家族は変わった

お母さんの電話の後実家のことを想像すると黒いモヤが無くなって視える

以前にも霊能力者を連れてきたこともあったけどその時は何も変化しなかった

お母さんに心から感謝した

視えないものを信じてくれて、それを何とかするために色々探して、騙されて辛い思いをしたりしても、

諦めずに本物の人を見つけてきてくれた

私は今までずっと父は地獄に堕ちてる、最悪な人だと思ってた

でも今はきっと父は祖父母と一緒に天国にいる

私たちの幸せを願ってくれてる、と思えるようになった

父は周りに不幸をまき散らして亡くなってしまったけど、きっと父が一番つらかったと思う

私は今お父さんがお父さんで、お母さんがお母さんで良かったと心から思う

私も生きててびっくりするぐらい辛いことが山程あった

でもそれはきっと修行だ

こういう霊障で悩んでいる人は実はたくさんいると思う

日本人で言えば約1,000万人は強弱の差はあっても霊感があると思ってるし、

霊障とは知らずになぜかうまくいかず苦しんでいる人もたくさんいると思う

私は生きてる間に100万人ぐらいお祓いできたら良いなと思う

100万人お祓いをするということは、100万人に憑いてる霊たちを救えるということだ

私のお祓いが必要な人とは出会えると信じているけど、もちろん邪魔されて辿り着けない場合も多い

それはその人の徳分が運命を左右する

私は20歳の頃お祓いを受けまくった、これは今考えれば大変幸運なことだ

親に捨てられホームレスみたいな生活の10代を経て遅れて慶応大学を卒業できたし、

想像もつかなかった素晴らしい人たちとの出会いに恵まれ、愛されたい人に愛され、

ちょこっと財産も築けて幸せに暮らせている

父に感謝し、母を尊敬し、心穏やかに楽しく過ごせている